iDecoを始める時の注意点
税金を納めている人は絶対にやっていたほうがいいiDeco。
始める時に、特に気をつけてほしい3つの点をご紹介します!
①60歳まで引き出せない
まず、大事なのがコレです。
iDeco(個人型確定拠出年金)とは、「年金」となるので、通常の投資信託購入とは違い、基本的に60歳まで引き出すことができません。
掛け金をストップすることもできますが、それでも事務手数料は発生するため、選んだ商品によっては結果的にマイナスとなる可能性もあります。
②事務手数料が高い
iDecoでは、通常の投資信託購入とは別に、事務手数料的なものが毎月発生します。
事務手数料が発生するのは仕方ないとして、何年も運用するとなると、出来るだけ少なく抑えたいところですが、これが、金融機関によって支払う手数料が全然違ってきます。
例えば、三菱東京UFJの場合は、iDecoを利用する手数料として、最低でも5,064円/年かかります。
一方、楽天証券では、167円×12カ月となるので、かかる手数料は、2,004円/年。
三菱東京UFJと比較すると、約3,000円/年の差となります。
少しの差でも、長く続けると大きな差となりますので、金融機関を選ぶときは、注意してください。
③年末調整or確定申告を忘れずに
最後、これが一番大事ですが、iDecoを始めたら、必ず年末調整か、確定申告に記入しなければいけません!
これを忘れると税金は安くなりませんので、必ず忘れないようにしましょう!!
年末調整では、右下「小規模企業共済等掛金控除」の欄に、その年の掛け金を記入しましょう。